Wednesday, July 14, 2004

故郷

「ふるさと」という言葉に淡い郷愁を抱くのは、きっと故郷が自分の中で遠い存在になったときに起こることなんじゃないかと思う。ぼくにとっての故郷は、両親の住む静岡でもなければ数年過ごした東京や京都でもない。自分にとっては日本そのものが、アイデンティティを揺さぶる故郷としてイメージ化されていることに最近気がついた。

ぼくは18才を過ぎてからというもの、3年以上同じ土地に住み続けたことがない。コロラドに住むようになってもう4年、ここはぼくにとってはもはや地元のように感じる。そう感じるようになったのは最近だけれど、3年以上同じ場所に住むとすっかり愛情が湧いてくるのも事実。まだ住みたいと思う気持ちが強いので、しばらくはここにいるのだろうなと思う。それに世界の何処かを旅していると、ふとコロラドが恋しくなるときがある。アメリカに住むということは、別にアメリカ人になるということを意味しているわけではなくて、自分自身が「我」そのものでいること、何処にいても自分のアイデンティティが揺らぐことがないように、地球在住の生涯日本人というスタンスが良いかなと思う。そんなことを感じながら、夏の恋に想いを馳せる。

この夏とびきり強力なロマンスに巡りあった。過去に例を見ないほどのアドレナリンと、それを押さえることなくアクセル全開の自分に気がついた。
この熱が醒めるのを客観視しながら、相変わらずの自分に苦笑い。人間て成長していく生き物だと思っていたけれど、思考と感情のバランスを保つのは本当に難しい(笑)。

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